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ミスト冷却、2011年の夏に思った2,3のこと。

今年も北九州市のクールミスト事業の一環で、小倉駅前でもミスト冷却をやってました。
JR小倉駅 小倉城口(南口)
夏前から、節電、エコが話題になってたし、家庭向けの商品に興味が湧いて、Webやホームセンターなど見て回ったので、そのまとめを簡単に。

まずは、クールミスト? ドライミストとか言うんじゃなかったっけ?とたどってみると─
ドライミストは能美防災の商標登録になっていたのですが、能美防災の主製品は防災システムや防災設備、家庭向けの製品も消火器や火災警報機で、ドライミストは見当たらず。
Wikipediaの「ドライミスト」項からリンクをたどった先のなごミスト設計では「ご家庭用機器については東京営業所で承ります。」とはなっているものの、製品については確認できず。
それに、東京理科大学 工学部 建築学科 辻本研究室のドライミスト研究・開発 blog2011年5月9日エントリ中の「A. 家庭用ドライミストの緊急事態 」によれば、結構な値段(現状30万円台、目標20万円前後)がする上に、まずその製品化自体も上手くいっていない様子。

しからば、これに似た商品はないのかと探したら…
やはりありました。
しかも、そのうちのひとつは、北九州市に本社がある会社、タカギが製造販売している商品。
その名も「ガーデンクーラー」。
蛇口に繋ぐだけで使えるタイプで、スタータキットの希望小売価格が3,675円。これは良いかなと思いました。
タカギ本社正門前より撮影

そこで、もう少し詳しくと思ったのですが、製品説明が簡略で素っ気ない(販売価格も書き方がちょっと分かりにくい)。
同様の製品を出してるMIST-PARTS・COM野口産業などは、製品名も「ミスト」を前面にしているのに対して、こちらは「GARDEN COOLER」。一歩踏み込んだ印象の割には、他社の製品と比べて記述内容が少なく(他社のが適切で十分な説明かは別問題だが)、比較できる部分で見る限り、機能・性能に大差なし。加えて、この夏、何度かタカギの本社・工場の傍を通った時に本社の玄関らしき所などを見てみましたが、特に使ってる様子がない…
ドライミスト研究・開発 blog等の記述と併せて考えると、やはり、製品としてはイマイチなのかなと思われました。
しかし、Webでの使用レポートなど見ると、公共施設や、まさに会社の玄関等で使うには難点もありそうですが、家庭でちょっと使うには十分な製品の様です。北九州市水道局でモニターを募集していたので、その結果も見てみたいものです。

さて、ついでにタカギWEBカタログを見ていて面白いなと思ったのが、「ガーデンしみだす」と「散水チューブ」。これに竹布のシェードとか紐暖簾とかを組み合わせて気化熱冷却が出来ないものかと。

今住んでる所はベランダに蛇口がないけど、「アウトドア ポンプ」や灯油ポンプ等を流用すればとか、補給水としてエアコンの排水も使えば無駄も減って、その上給水量の調整の助けにもなるかも等々、しばらくアイデアをこねくり回してました。
もっとも、取り敢えず網戸&扇風機で暑さがしのげていたので、自分でやってみようと言う所までは至らずでありましたが。

それにしても今年は、色々と製品の話題が出ていて、世間の関心もあった様なので、来年にはあちこちのメーカーから、さらに良い商品やまた別の商品が出てくるかもしれません。

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